三咲デザインでは、研究・開発用ドライビングシミュレーター(DS)のサポート・開発事業を行なっています。
新ドライビングシミュレーターの自社開発(製品名:MDS01 コードネーム:Sirius)をおこなっており、
これを主力に据えた事業展開を行なっていきます。
研究・開発用ドライビングシミュレーターは、必要なデータを得ていただくことではじめて、投資価値、存在意義が出てきます。
言い換えれば、研究・開発用ドライビングシミュレーターは、使いこなせなければ、価格が高いだけのただの箱なのです。
三咲デザインでは、このような考え方から、研究・開発用ドライビングシミュレーターを使いこなすためのサポートサービスに価値を置いています。
研究・開発は、まだ世の中にないものを作ろうとする行為です。
必然的に、研究・開発用ドライビングシミュレーターにも、高い拡張性・カスタマイズ性が要求されます。
三咲デザインにはドライビングシミュレーターのハード(センサーデータ取得からモーション装置まで)、ソフト(車両運動計算からグラフィックまで)のすべてを自社で完結できる技術力があります。
初期費用が高いと、使ってみたくても、なかなか手が出せません。
三咲デザインでは、オープンソースのプログラムを活用したり、安価なハードを使って自社開発することで、DSを構成するためのハードウェア・ソフトウェアの価格を、極力抑えるようにしています。また、レンタルなどのサービスもご提供しています。
初期導入というハードルを下げて、その分、サポートサービスをご利用いただいて、素晴らしい成果を手にしていただきたいからです。
新ドライビングシミュレーターMDS01-Siriusの特長をご紹介いたします。
ゲーム作成にも使用されているUnreal Engine 4にて製作することができます。
UE4はオープンソースのプログラムであり、独自にロジックを追加して、カスタマイズも可能です。
シミュレータに求められるものは、高度なシナリオ実現能力です。他車両制御プログラムに、これも開発中のマルチエージェント交通流シミュレーションプログラム(仮称:Re:sim)を使用して、様々な交通状況でのシナリオ作成を可能とします。
Re:simは、オープンソース・プログラムとして公開する予定です。
他車両にも自動運転機能、ADAS(先進運転支援システム)機能を設定することもでき、さらに詳細な環境設定が可能になります。
追試を行なってもらったり、少し条件を変えて実験してみたり、ということが簡単にできます。
DSを使うのが初めて・・・という方でも、すぐに実験してみることができて、研究資産を眠らせておくのではなく、有効活用させてください!
CarSim/Simulinkとの連携もでき、Simulink上で独自に実装した予防安全システムを使って運転することも可能。
幅広く、複雑な実験環境の構築に対応すべく、柔軟なインターフェイスを提供します。
自作のソフトウェアなどがあって、それと連携させたい!というご要望にもお応えできます。
各種ハードウェア(ステアリング・トルクモータやモーション装置をはじめ、スピードメーターや室内に取り付けたLEDなどの小物まで)を制御するプログラムをご提供。ソフトウェアと同じく、既存のハードウェアとともに動作・シミュレーションが可能なので、多角的なデータ取得ができます。
車と車、車と自転車・オートバイなど、複数台でのシミュレーションが可能になります。
リアルに近い複雑な環境下での、ドライバー間あるいはドライバと自転車・バイクに乗っている人の間のインタラクションを調査することが出来ます。
必要な実験環境を構築した上で、DSをレンタルしたり、実施実施についても請け負います。
初期投資を抑え、その分、実験環境構築に費用を掛けることで、すぐに実験ができる状況を提供します。
オプションについてはご相談いただけましたら別途お見積もりいたします。
実際の自動車に近いかたちで操縦できるキャビンです。
価格:¥600,000~(税抜)
※運搬費用含む
自由にアルゴリズムを組んで動かすことができる装置です。
砂利道を走る振動や坂道を上ると位置が変わるなど
運転中に実際に感じる体感を作成していただけます。
価格:¥3,500,000~(税抜)
※チェコ共和国からの輸入品のため為替による変動があります